国立がん研究センター東病院で光免疫療法の治験

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光免疫療法(近赤外線免疫療法)がいま話題になっています。

11月12日の『第3回がん撲滅サミット』に、開発者である米国立保健研究所(NIH)の小林久隆主任研究員が講演し、参加者からはたくさんの質問を受けていました。

がん患者にとっては「日本での治験がいつ始まるのか?」が最大の関心事です。

朝日新聞デジタルでは、

がん光免疫療法、国内でも治験へ』との記事が出ています。

光を当ててがん細胞を壊す新たながん免疫療法の安全性を患者で確かめる臨床試験(治験)が、国内でも年内開始を目指して準備されていることがわかった。開発した米国立保健研究所(NIH)の小林久隆主任研究員が11日、朝日新聞の取材に答えた。

日本では、米国で治験を実施する企業の日本法人が頭頸部がんの患者を対象に、年内の治験開始を目指している。

朝日新聞の「米国で治験を実施する企業の日本法人」とは、楽天の資金提供を受けたある企業でしょう。

がん研究センター東病院は来年の春から

がん撲滅サミットに出席していた、国立がん研究センター中東病院院長の大津敦医師は、「光免疫療法の治験を来春3月頃に始めます」と述べています。

こちらも頭頸部がんの安全性確認試験から始める予定です。朝日新聞の記事が東病院のことを指しているとすれば時期がずれています。

がん患者としては大いに期待したいところですが、「がんペプチドワクチン」の二の舞にならないように、慎重に試験をお願いしたいところです。

こちらの記事も参考に。『光免疫療法とは』


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国立がん研究センター東病院で光免疫療法の治験” に対して1件のコメントがあります。

  1. 坂野茂樹 より:

    54歳男性です。
    大腸がん術後腹膜播種です。
    このような光免疫療法はどれくらいの効果があるのでしょうか?
    現在抗がん剤治療中です。
    2020年には保健適応になるのでしょうか?

    1. dinosaur1316 より:

      効果があるかないかを臨床試験で確認しているのです。
      しかし、患者さんが手術室を出るときは、すでにがんはドロドロになっているぐらい即効性があるらしい、との東病院関係者の話です。

      安全性と有効性を確認している段階ですので、頭頸部がんでの実用化は早くても5年後、他のがんの臨床試験が始まって実用化されるまでには10年はかかるでしょうね。

  2. 樋詰 満江 より:

    平成23年5月大腸がんの手術を行い、2年後に重粒子線を照射したが、28年に肺に転移。2センチくらいの腫瘍が数個とごく小さいものがかなり見られるとのこと。現在少しずつ大きくなっている模様。このままでは先行き命の保証がないと見られる。このため、がん光免疫療法の治療を、是非とも、早急にお願いしたい。頭部の治験がこの3月から行われ、やがて大腸にも広げられるようですが、それまで持ちこたえられそうにない。助けて頂きたい。光免疫療法が最良の治療だと思います。人体実験でも大いに結構です。死をただ待つよりはよいと思う。

  3. マルティン より:

    光免疫療法 の直接的で強い選択的攻撃に新しい療法の世界が開けると信じています。一方、現在のところ抗原のないガンへは不適応と言う残念な面もある様です。胃癌や乳がんで非適応がある模様です。明るい面からのアプローチは暗い影に勘違いをもたらします。よって、裏側からの説明が重要であり、それに対する今後の(論理的アプローチでも良い)方向性も述べてほしい。そうでないと、落胆する人の顔が目に浮かびます。

    1. 樋詰 満江 より:

      裏側からの説明が必要、とはどういう意味かわかりません。教えてください。

  4. masaharumasako より:

    パートナーが頭頚部ガンです。すぐにでも飛びつきたいすがりつきたい治療です。
    いまはもう治療法がなく、希望の星になっています。
    ぜひ受けさせてほしいです。または治験先病院を増やしていただきたく願っています。

  5. マリン より:

    光免疫療法の治療は、簡単にいうと、点滴して、光を当てるだけでしょ!
    難しいことはわからないが、がん研究センターだけでなく、各大学病院でやってほしいなあ。
    助かる人、いっぱいいると思うけど、、、
    やっぱり、反対勢力があったりするのかなあ~

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